田舎へ移住と時代の流れ

しっぽ崎は、北海道の片田舎の出身なので、少しは田舎の空気感は分かっているつもりです。

…が

三十数年の関東での暮らしでは分かり辛かった時代の変化を、肌で感じてしまいました。

田舎の人間というのは、その土地の息苦しさや退屈感などなどで、都会へ憧れます。

…それについては、今も変わらない様に思うのですが、逆に地方都市を含む、都会からの移住者が多いな…と感じたことでしょう。

まずは、自治体の方針として子供のいるニューファミリーが移住してくれた場合の各種優遇をする。それによって移住者が増えて子供が目立つようになった。

それは情報として知っていたので「へぇ~」という感じですが

新しい生き方、自分らしい生き方などを模索…、もしくは実践するために20代の若いコ達が多く住んでいる。

それが一番の驚きです。

若い人の田舎への移住者というのは、昔から少ないでしょうが一定数はあったのでしょう。しかし、ここ数年で加速的に増えているように思います。

それも、全国的にです。

しっぽ崎も、四国の嶺北地区に移住を決める前は岐阜県から淡路島、そして四国の中などの気になる場所を様々見てきました。

その中で、もちろん閉鎖的な雰囲気を感じる地域もありました。

しかし、移住者を受け入れることで地域がうまく回り出し、そこのお年寄り達が空き家を積極的に移住者に貸したい…、その様な村もありました。

おもしろい変化です。

ちなみに、その地域の雰囲気はお年寄り達で決まる。

移住先を決める旅行で、そんな教訓をしっぽ崎は得ました。(当たってるかな??…笑)

さて、しっぽ崎の住む地域も田舎中の田舎でしょう。

給料を安定して貰える会社は余りありません。

若いコが率先して移住してくる理由が、分からない人も多いでしょう。

そんな若いコ達が何をしているのか?というと…

ひとつに

想像するに簡単なのはインターネットを使ってお金を稼ぐ方法、例えばブロガーです。嶺北地区の本山町は光ファイバーが標準で繋がっているので、それに関しては快適です。

ふたつ

地域の様々な産業に関わる。この辺で言えば第一次産業である農業や林業、川魚による漁業でしょう。

期間産業といわれ、季節は限定ですが、様々ありますので持ち回りでやれば、そこそこの収入があり、さらに自分でも何かの仕事を創って収入を得る方法

みっつ

地域の課題を見つけ出して、その隙間を埋める仕事を立ち上げる。 例えば、地域に食事をする場所が少ないと思えたならば、それをどの様な形にさせると地域のニーズにあわせられるのかを考えて仕事とする。

よっつめ

これは、もともと自分の中にあった発想を具現化する。 例えば、自分を見つめ直すための空間を提供、もしくは生き方を何度でも考えられる空間の提供であるシェアハウスであったり…

…と、大体そんな感じで動いているようです。しっぽ崎も、まだ勉強中なのでこれ位で勘弁してください。

そんな活発な若者達がヒシメク田舎で、しっぽ崎が移住して早々にであった若者…

NPO法人ひとまきを主催する矢野大地君

しっぽ崎は、田舎暮らしの理解を深める一端として彼を取材してマンガとさせて貰いました。

マンガなので、おもしろく読んで貰うために演出が多々ありますが、彼の経験はそのままですのです。

田舎ぐらし事情を
描いた漫画
『田舎で暮らそう!』を1話notoにて公開中です。

https://note.mu/sixtupo/n/n3d1237b2586b

彼の人生観のひとつで、しっぽ崎が好きなのが…

人生は、仕事ありきで生活のありかたが決まっていく。

しかし彼は、生活ありきで仕事を…人生をデザインしていきたい

と、いう想いです。それには、しっぽ崎も共感です。

また、発想の仕方を教えて貰いました。

素晴らしいです。

コメントを残す