しっぽ崎が少年の頃、たまたま模写(写し描き)をしたマンガのキャラが上手に描けて、それを褒められ…。また、マンガブーム、アニメブームに乗っかり、単純にマンガ家になりたい!
それが、初めて自分が見つけた好きなことです。
まあ、それが現在も続いているのだから、自分でも大したモノとも思いますが。
40代を半ばにして、立て続けに頭に関する病気をしてしまい、マンガの仕事を続けられなくなりました。現在も頭に出来た帯状疱疹(たいじょうほうしん)という病気の後遺症があります。
この後遺症は、神経痛となるようでして、今でも頭部に痛みを抱えています。
ただ、生活には何の支障も無いので救いですが(笑)
それで、一時はマンガの仕事を辞めようと思ったのですが、後で寂しいので休業としました。(笑)
現在も、現役の時程の体力も無いので、ゆるゆるとやっています。
さて、マンガを辞める!!と、思っていた頃はしっぽ崎もかなりの疲労をしていた様です。
好きで始めたマンガであっても、日々の生活に追われてしまうのは、
みんなと一緒で次の月の生活のために、病気でも無理してマンガの仕事をしていたのですね。
その結果の、現在でしょう。
そんなクタクタに疲れ切った気持ちを抱えている時に…、もしも…
「5億円あったら、何をします?」
「お金から解放されて、やりたいコト…、それがあなたの好きなことです。」
…なんて、コトを問われた場合に
出てくる答えは、寝る・温泉・世界一周旅行、一生ぷらぷらと遊んで暮らす…。などの自分を癒やすための答えしか出ません。
いや…、今好きなことは、疲れているのだから正解でわね(笑)
しっぽ崎も、病気を切っ掛けに疲れ切っていた自分を発見して、
その時はやりたいコトを見つけるなんて…。マンガすらも描きたくない…。
そう思ったモノです。
そんな、状況が6.7年でしょう、それでも最近は,またマンガを描き出し…
今では、休んでいる間にインプットされたネタや考えもあって、描きたい欲求が出てきました。(笑)
それ以外にも、やりたいコトが多くて、昔よりも人生が豊かです。(笑)
最近、ベーシックインカムという記事や話題を目にします。
ベーシックインカムは政府が、基本的な生活が出来るお金をみんなに支給しましょうという制度です。
そんなことをすれば、誰も働かなくなる。
そんな意見も、あります。(すごく、想像しやすい意見ですが…笑)
でも人は、元気であれば、何かしらやりたくなるモノです。
好きなことも、驚く程にみんな千差万別で、しっぽ崎が苦手なことを楽しく働いてくれる人達がいます。また逆に、しっぽ崎が楽しく出来ることが、苦手な人達もいます。
例えば、以前に働いていた環境で、しっぽ崎は料理とかの厨房での仕事…そちらを担当するのは特に苦痛では無く働ける人間ですが、掃除の関係は苦痛になっていくでしょう。
しかし、パートの人達は掃除が好きで集まってくる人達なので、生き生きと仕事をしてくれてました。
逆に、料理となるとダメなのですね(笑)
だから、無理に人を「こう、あるべき!」「何でもやれないとダメ」と型にはめる必要も無く
放って置いても、好きな仕事を勝手にやり出すので、それで人が生活する社会は成り立っていくと思っています。
返って、苦手を克服しろ…。
…な、社会は苦手を克服することに時間を取られてしまってダメになるかもですね。
苦手を克服しても、普通になれるくらいで、得意にはなれないのだからお金を稼がなければならない仕事で言うならば、無駄な時間ではないでしょうか?
ならば、得意を磨く方が、それに特化され…、そうなれば素晴らしいです。
得意なことを、提供し合う社会は素晴らしいと思います。
さて…
好きなこと、やりたいコトを見つけることは、それほど特別なことではありません
自分が苦手と思わないことが好きなことです。
元気な時に、やろうと思うことが、やりたいコトです。
人々の生活の中で、自分の得意を特化させれば仕事になります。
また、自分の得意を必要としてくれる人達がいるのですから、仕事を作ることもできるでしょう。
何も思いつかない人は、ゆっくりと休んでください。
1年や2年では復活できない人もいるかも知れませんが、6年でも7年でも…(笑)
方法は、あります。
しっぽ崎の場合は、一流企業の社員達の社員寮の管理人さんでした。
住み込みなので、行動の自由は制限されましたけど、寮生達はみんな良い奴らだったし、周りの仕事の仲間は病気の事情を知って助けてくれたし…、割とのんびり出来て楽をさせてもらえました。
ただ…、これはしっぽ崎が割と得意な分野だったタメに出来たことです。
得意は人それぞれですから、方法も人それぞれです。
正解はその人の中にしか無いので、見つけてください。
人は興味があることしか、目には入りません。
なので、今までやって来たことが得意とも言えます。
答えはそこにあると思います。
最後に…
しっぽ崎が「5億円貰ったら何をしたい?」と、もしも問われたならば…
今ならば、お金を使わずに生きていける環境を作るタメに使う…です。(笑)
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