できるだけ、自給自足への道(畑)第0話

自分は、何時か自給自足に近い生活を望んでいたので、少しでもその近くへ行けるようにと十数年前から家庭菜園を少しばかりやっていました。

そして2019年の冬…、少しばかりの畑で水菜の大収穫です。(あと少しのレタス)

おかげで、ワイアール星人の様な…

水菜を鍋にいれて食べ放題です。

そして他の野菜達も、そこそこに順調です。

実際、少し大きな土地の畑で菜園をすると、豊作になってしまった野菜の消費に困ります。(笑)

しばらく、キュウリばかり…

しばらく、プチトマトばかり…

そして今は、水菜のたいりょう…

そんな、素敵なことが起こる時があります。

 

まあ…

それは、それとして(笑)

今、自分の食費が抑えられているにも、かかわらず

贅沢です。(笑)

ついでに、そこら辺からフキノトウが無料で手に入るので、おかずが一品増えます。

 

さて…

都市部だと、質がよくない野菜がバカみたいに高値ですよね…

 

自分で育ててしまえば、質のよい野菜が食べ放題ですが…。

仕事に追われていたならば、無理なのは理解できます。

 

しかし、ね…。

都市部のスーパーで野菜の質が低いのに高値になるのは、仕方がありません。

 

まず、流通に問題があります。

 

スーパーに野菜が並ぶまでは、農家の方達が野菜の食べ頃になる日数を計算して収穫、そしてトラックなどで数日を経て輸送します。

そして、よい感じになったところでスーパーに並ぶのです

が…

昨今の天候の異常さで、その計算が狂ってしまうとのことで…

上手く流通させられずに、時には無駄にしてしまい悩んでいます。

特に、四国から関東への物流は、そのようになっているようです。

 

例え、順調に行っても購入してくれる人が一番良い時を選んで買ってくれるワケでもなく…

朝に並んだ野菜は夕方には、質が落ちています。

また、農家から消費者へ野菜が届くには幾つもの業者が介入するので

例えば、農家が直接おろしている今住んでいる自分の地域の店だと

白菜が、かなりの大きい部類で、ひとつ300円

それに対して

都会のスーパーでは小ぶり程度で8分の1カット、150円くらいだったでしょうか

それを一玉計算すると150✕8=1,200円

高いです。

 

バカみたいに高いです。…orz

もちろん、小分けにして単価を上げようとする戦略もあるでしょうが

 

神奈川に住んでいた頃のJAもよく利用していましたが、

今住んでいる地域の白菜価格300円クラスを例にして比べるなら、向こうは800円という目算です。

それでも、スーパーよりはモノもよく安いので利用していましたが…

価格破壊です。

流通業者が入ってしまうと、そこに料金が発生するのです。

それが何カ所も入れば、それだけ値がつり上がります。

都市部では肉よりも野菜が高級素材になっている様に思えました。

 

しかし…。

周りをよく見たならば

都市部から、

ほんの少し…

距離を置いた場所には農家の方々がいて、野菜も良いモノを手に入れられる場所もあります。

例えば…

●自分が過去に暮らしていた、埼玉県の三郷市は都心から近いのに農家の多い場所でした。農家の方と仲良くなれば農地の一部を年間通して格安で貸してくれるかも知れません。

●自分が入居したアパートの大家さんが農家さんでもあったため、交渉して1年間、5,000円ほどで広い場所を貸して貰いました。

●農家さんと仲良くなって、流通には乗らないB級品を安く分けて貰う

●農家さんが多い所には、無人販売の店がある。そこには安く野菜や卵もある場合がある。

●貸し農園や市民農園で場所を借りて、自分で作ってみる。

ただし、公共でやっている所は年間で数千円と格安ですが人気がありすぎます。民間業者の場合は月額何千円なので、趣味の領域ですね。

今の時代は、賃金も安くなったにもかかわらず様々な物価の値上がりが進んでいます。

昔売られていた商品が、一回り小さくなったのに同じ値段で驚いてしまいます。

うんざりしている人には、そこから出ましょう…。

しかし、そこで頑張りたいならば

知恵を持って健康的な野菜を安く手に入れて食費を抑えながらも贅沢な食生活をして貰いたいです。

 

お金とは、価格の変動が大きいので必ずしも

それで手に入るものがイコール、良いモノとは限りません。

例え、高額でも…

 

人の労働賃金は、ほぼ固定しているのに対して購入する物は変動相場です。

不条理を感じます。

 

自分は今、都心から遠く離れたお陰で外から全体像が見えます。

食に豊かさを求める人(自分も含め)ならば、都会は貧しい世界に見えます。

食に興味が無く、刺激を求めるならば、都会は素敵な場所

…なのでしょう

自分は、刺激には飽きました。

この地球という世界に生まれ…

肌や味覚…

それらを感じられる身体、五感を持った身体であるのですから

もっと感じるを楽しみたいです。

その中に食が含まれます。

人にとって大きな楽しみの一つのはずです。

その楽しみ方から言えば、自分は最高の贅沢をしていると実感しています。

1 個のコメント

  • こんにちは!同じようなスタイルを考え出したものです。

    ただ一歩を踏み出す勇気がなかなか。。。
    今日初めてサイトを見たので,これから読んで行きます。
    更新も楽しみにして待っています。

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